こんにちは!船乗り大家のariporiaです!
今回は、2019年の不動産価格についてお話しようと思います。
今年収益物件の購入を検討されている方には朗報なのではないでしょうか。
「2019年、不動産価格が下落する!」
こう聞いて、皆さんはどのように思われるでしょうか?
「そんなわけない」
「2020年にはオリンピックもあるし、それまでは価格上昇するんじゃないの」
そんな感じではないでしょうか。
しかし、この不動産価格下落には根拠があります!
さかのぼること10年前の2009年8月末の衆院選、民主党は300議席以上を獲得して自民党を破り、政権交代を果たしました。
しかし、3年余りの政権中に2度も首相が交代、予算管理も思うようにいきませんでした。
また、沖縄米軍問題や尖閣諸島問題など外交諸問題も山積・・・。
追い打ちをかけるように、2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。
そして、2012年11月16日の国会党首討論において、当時野党であった自民党安倍晋三総裁と、野田首相との間で激論が交わされました。
議論の末、野田首相は12月16日に解散をすると宣言しました。
野田首相の宣言通り、12月16日に衆議院選挙が行われました。
結果、民主党は自民党に大敗を喫しました。
さて、皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?
2011年末、東日本大震災が起きた当時の株価を。
震災後に日経平均株価は急落し、震災前の3月10日と比べ、3営業日で2,361.87円安(22.3%安)になりました。
もちろん、これは当然の反応だと思います。
その後、株安は2012年10月ごろまで続きます。
潮目が変わったのは、上記11月16日の党首討論頃からです。
震災後、
「もう、民主党だめじゃない?」
「次、選挙やったら自民党?」
「自民党総裁、安倍さんは2度目の首相!?」
「これって、日本の景気がよくなるかも!?」
なんて声が、国内及び海外から上がり始めます。
事実、2012年12月には日経平均が上昇を始め、自民党が政権奪取をした衆院選後、現在に至るまで日経平均株価の上昇が著しいことは、ご承知の通りです。
さて、ここで不動産価格に話を戻します。
上記理由から、国内及び海外投資家が景気の上向きを予想し、2013年、2014年と東京、大阪、札幌、名古屋、福岡など主要都市の不動産の買い付けに走り始めました。
その後、不動産価格は上昇を続け、バブルの様相を呈しています。
「じゃあ、やっぱり不動産価格は上げり続けるのでしょうか?」